CONSEPT 〜ウエダオーチャードの農業について〜
Quality well Taste good
クオリティ
メロンで夏のギフトとして評価される農家をめざしています。夫婦二人だけで栽培からパッケージデザインまでおこなっており、クオリティを追求しております。
ギフト商品を生産販売する者としまして、ほとんどのメロンをこのホームページで自ら接客・販売・発送しています。一般流通はしていません。ギフト箱に入れられない外観不適のメロンは、ご家族やご友人用として理解ある方々にご利用して頂きたいです。
贈る方、贈られた方に満足していただける品質と価値(見栄え、美味しさ、プラスα)をダイレクトにご提供することを第一に考えています。
品種
北海道で育種された純北海道産のメロンの品種を選んでいます。(単交配一代雑種)
前半は「ゆめてまり」後半は「北かれん」の赤肉メロンがメイン。青肉メロンの「キングメルティ」も少量ですが栽培しています。
品種につきましてはこちらのページで説明しています。メロンの品種
環境
メロンのルーツは砂漠の生き物、乾燥日照を好みます。
北海道富良野。梅雨がなく春から夏にかけて晴天率高くて爽やかな空気が流れています。
加えて盆地気候、朝晩が冷えるため果実の糖度のりが良くなります。(人間にも良い環境)
さらにここ富良野の東鳥沼地区の土質は砂壤土で水はけ良く、メロンやスイカの産地として最良の条件が揃っている場所だと思います。
農業と環境が矛盾しているところがあるのは承知の上で、少しでもここの環境に与えるインパクトを抑えたいと思い取り組んでいます。農業という限られた環境下ですが、まずは土壌の損失を抑えるため、そして多くの生命体が共存できる環境維持のため、農閑期も越冬性の緑肥作物で植物が常に生きている状態を保つようにしています。
メロンに対する環境を活かすには内環境(ビニールハウス)が大事。園芸作物に進化したメロンに合った環境に整えます。ウエダオーチャードでは内環境でメロンに十分のスペースを与え、ストレスをあまり与えないようして、収穫まで健全に育つよう実践しています。
こんな北国ですが、イメージは”仮想砂漠のオアシス”です。
肥料
肥料は有機農産物の日本農林規格の別表1の適合資材を使用しています。
使用目的としては越冬性緑肥の春の分解促進のために、微生物のエネルギー源として魚粕主体の窒素肥料を使用しています。他の成分は土壌分析結果をもとに、現在はカルシュウム値が不足した場合のみですが貝化石を数年おきに投入しています。畑から持ち出すものは基本的にメロンの玉だけにして、メロンの茎や葉はその場で枯らして土に帰しますので、土壌成分値が大きく変化することはなくスリムにキープできております。また緑肥作物の活用を進め、植物同士で栄養補給し合えるような環境づくりを目指しています。
農薬
必要に応じて有機農産物の日本農林規格の別表2の適合資材を使用することもあります。
農薬や肥料などは圃場別に投入履歴を表にして過去数年分公開しています。栽培履歴表
有機JAS オーガニック
2011年の7月1日に全圃場、全作物で有機JASの認証を取得しました。(現在継続申請中)
オーガニックメロン称して販売しています。